中学生から英会話って遅すぎる?

2019年3月2日

英会話や英語学習について調べると幼少期から始めるべきという記事をたくさん見ます。

確かに幼少期からネイティブの子供のように英語教育をすることでバイリンガルとして育てることができますし、そうでなくても英語が得意な子供を育てることができるでしょう。

ではもし中学生から英会話を始めるとしたら遅すぎるんでしょうか?

最初に結論から言いましょう。中学生から英会話を始めても全く遅すぎることなんてありません。

むしろ子供によってはちょうどいい時期かもしれません。ではなぜ中学生から始めたとしても遅すぎないか3つの理由を紹介したいと思います。

 

理由1

最初の理由は中学校で教わる英語と、英会話の英語は違うからです。

中学校や高校で教わる英語というのは、基本的には受験のための英語であって実際に英語を話すための勉強ではありません。

確かに最近ではAET(Assistant English Teacher 英語のための外国人教師)との授業があったりしますが、やはりスピーキングやリスニングよりもライティング、リーディングそしてグラマーのほうが重視されています。

英会話というのは文字通り英語の会話です。

もし学校のテストでいい点数を取るために英会話教室に通うとしたら、あまり効果的ではないかもしれません。

英会話教室では英語での会話を目的としているので、文法のような英語が嫌いになる要素が少ないです。

中学生の多くが文法やリーディングが難しく理解しにくいことで、英語自体を嫌ったり苦手意識を持ってしまったりするので、英会話を始めることで英語に対しての嫌悪感や苦手意識をなくすことができます。

 

理由2

2つ目の理由は幼少期から始めることが必ずしも正しいとは限らないからです。

ハーフの方やアメリカで育った日本人の多くが必ずしも完璧なバイリンガルというわけではないんです。

一番の理由は覚えるべき言葉が2か国語あり幼少期の子供にとっては情報力が多すぎて両方、もしくは片方の言語が中途半端になってしまうことがあります。

確かにテレビで小学生くらいの子供が複数の言語を流暢に話しているのを見たことがあるかもしれませんが、それが誰にでもできるというわけではありません。

中学生になると日本語で会話することの問題がないので新しい言語を学んでも母国語がおろそかになる心配がありません。

幼少期では難しかった英語のルールや文法、表現の仕方も学びやすくなります。

確かに発音という点では幼少期から始めた子供のほうが上手になるかもしれませんが、中学生から始めてもネイティブのような発音で話すこともできるようになります。

事実多くの方が高校生以降に本格的に英語を勉強してネイティブのような発音で話せるようになっています。

 

理由3

最後の理由は言語の習得は時間の問題ではなく努力の問題だということです。

どんなに早く英会話を始めても、努力せずさぼっていれば英語を話せるようになることは難しいでしょう。

逆にどんなに遅く始めても努力することで英語を流暢に話すことができるようになります。

例えば海外の大学に留学することを目的として英会話を始めるのであれば、中学1年生で始めれば6年も準備期間があります。

筆者は高校の英語の成績は10段階評価で2でしたが、猛勉強したことでハワイの大学を卒業することができました。

 

まとめ

英会話を始めるのは中学生からでも遅くはないですし、それ以降でも遅くないです。

要は目標を持ちそれを達成するために努力をするということです。

英会話を始めるときはぜひ目的と目標をしっかりと持ってから始めましょう。

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