「脱毛に興味があるけど、いくらかかるのか不安」そんな思いから、一歩踏み出せない人は少なくありません。実際、脱毛の料金は施術方法や回数、通う施設によって大きく異なります。また、キャンペーン価格やセット割、通い放題プランなども多く、情報が複雑化しているのが現状です。今回は、脱毛料金の仕組みや相場、コスパの良い選び方まで、わかりやすく解説します。
脱毛料金を理解するための基本ポイント
脱毛料金は何で決まるのか?
脱毛の料金は、以下の要素によって構成されます。
- 脱毛の方式(医療レーザー、光脱毛、ニードルなど)
- 施術回数
- 脱毛する部位の範囲(全身、部分、VIOなど)
- 契約形態(都度払い、回数制、通い放題)
- キャンペーン適用の有無
これらの条件の組み合わせによって、数万円〜数十万円まで料金に大きな差が出ます。
医療脱毛とサロン脱毛の料金比較
プラン内容 | 医療脱毛(クリニック) | 光脱毛(サロン) |
---|---|---|
ワキ(5回) | 約1万円前後〜 | 500円〜3,000円(キャンペーンで無料も) |
VIO(5回) | 約7万〜10万円 | 約5万〜8万円 |
全身脱毛(5回) | 約20万〜35万円 | 約10万〜25万円 |
通い放題プラン | 少ない/あっても高額 | 多い/15〜25万円前後で無制限あり |
医療脱毛は出力が強く、効果が高いため少ない回数で済む反面、1回あたりの単価が高めです。サロン脱毛は低価格で始めやすいですが、効果実感までに回数が必要な傾向があります。
脱毛部位ごとの料金相場
ワキ脱毛
- 医療:1回あたり2,000円〜3,000円程度、5回で1万円前後
- サロン:キャンペーンで無料〜数百円のことも。通常は5回で3,000円〜5,000円ほど
VIO脱毛
- 医療:5回で7万〜10万円が相場。麻酔代が別途かかる場合あり
- サロン:5回で4万〜8万円程度。痛みは医療より少なめ
全身脱毛(顔・VIO込み)
- 医療:25万〜35万円程度(5〜6回)
- サロン:15万〜25万円前後(10回程度)
顔・うなじ・産毛パーツ
- 効果が出にくいため回数が多くなりがち。部位単体で契約すると1部位2万〜5万円(5回程度)が目安
お得に脱毛するための料金プラン選び方
都度払い vs 回数制 vs 通い放題
- 都度払い
・都合に合わせて支払えるが、長期的には割高になることが多い
・お試し感覚で始めたい人に向いている - 回数制
・5回・8回・10回などセットプランが主流
・目標回数が決まっている人におすすめ - 通い放題
・満足するまで回数を重ねたい人向け
・回数に縛られない安心感があるが、費用はやや高額
キャンペーンを活用する
初回限定や乗り換え割、学割などを使えば、かなりお得に始められるケースもあります。
- 例:全身脱毛初回980円/ワキ脱毛無料/他社からの乗り換えで5万円引き
※これらの価格帯はあくまで目安です
ただし、キャンペーンは「初回のみ」や「特定条件つき」の場合が多いため、総額で比較することが重要です。
コスパを左右する脱毛料金の見落としがちなポイント
オプション費用に注意
- 麻酔代(医療脱毛):1,000〜3,000円/回
- 剃毛代:1部位500円〜1,000円程度(自己処理不十分な場合)
- キャンセル料:前日・当日キャンセルで2,000円〜発生することも
「基本プランは安くても、追加費用で高くついた」というケースが多いため、契約時はトータルでの見積もりを確認しましょう。
分割払いやローン契約時の金利
月額2,000円など、分割払いをアピールしているサロン・クリニックも多いですが、実際には総額が割高になることもあります。ローン契約時の手数料や金利(10〜15%程度)を事前に確認しましょう。
脱毛料金を抑えるための賢い選び方
複数社で相見積もりを取る
料金体系は施設ごとに大きく異なるため、1社だけで即決せず、最低2〜3社のカウンセリングを受けて比較することが大切です。
自分に合ったプランを見極める
「どうしても全身脱毛が必要か?」「ワキとVIOだけで十分では?」と自分にとっての優先順位を明確にすることで、不要な出費を避けられます。
予約の取りやすさも考慮する
いくら料金が安くても、予約が取れずに通えないサロンはコスパが悪くなります。口コミやSNSでの実際の利用者の声も参考にしましょう。
まとめ
脱毛料金は、方式・部位・回数・契約形態によって大きく異なります。「安いから」「人気だから」といった理由だけで契約するのではなく、自分のニーズや通いやすさ、追加費用の有無なども総合的に判断することが重要です。まずは気になるクリニックやサロンのカウンセリングを受け、納得できる料金プランを選びましょう。ツール