もう「どのスーツケースにするか」で迷わない。
旅をもっと軽くする、失敗しないスーツケース選び
「機内持ち込みサイズってどれ？」
「キャスターがうるさくて、駅で引くのが恥ずかしい」
「安いスーツケースを買ったら、すぐ壊れてしまった…」
旅行や出張のたびに、こんなストレスを感じていませんか？
スーツケースは一度買うと、何年も使う相棒のような存在。
だからこそ「なんとなく」で選んでしまうと、後悔しがちなアイテムです。
ここでは、初めての方でも自分にぴったりの一台が選びやすくなる
スーツケース選びのポイントを分かりやすくご紹介します。
■ まずはサイズ選び。何泊用を選べばいい？
スーツケース選びで多くの人が迷うのが「容量」と「サイズ」です。
目安としては、次のように考えると選びやすくなります。
・1～2泊の出張や週末旅行：機内持ち込みOKのSサイズ（30～40L前後）
・3～4泊の国内旅行や短期の海外：Mサイズ（50～70L前後）
・1週間以上の長期旅行や家族旅行：Lサイズ（80L以上）
「荷物はコンパクト派」か「予備も多めに持っていきたい派」かでも
適した容量は変わるので、自分のスタイルをイメージしながら選ぶと失敗しにくくなります。
■ ハードかソフトか。素材によって使い心地が変わる
スーツケースには大きく分けて「ハードタイプ」と「ソフトタイプ」があります。
・ハードタイプ
ポリカーボネートやABS樹脂などの硬い素材で作られたタイプ。
衝撃に強く、割れ物や精密機器を守りたい方におすすめです。
雨にも強く、海外旅行や飛行機移動が多い方にも人気です。
・ソフトタイプ
布地でできた軽量なタイプ。外ポケットが多く、
チケットやガイドブックなどをサッと出し入れしたい方に便利。
電車移動や車での旅行が多い方、街歩きメインの旅にも向いています。
「とにかく荷物を守りたいならハード」
「軽さと柔軟さを重視するならソフト」
このように考えると、自分に合う素材が見えてきます。
■ 使って初めてわかる、スーツケースの“快適機能”
スーツケースは見た目だけで選ぶと、あとから「しまった」と感じがち。
快適さを左右するのは、実は次のような細かなポイントです。
・キャスター（車輪）
静音設計やダブルキャスター（双輪）のモデルなら、
駅や空港の長い移動もスムーズで、ガラガラ音も軽減できます。
段差や点字ブロックが多い日本の街では、キャスターの質がとても重要です。
・ハンドル（キャリーバー）
握りやすさはもちろん、段階的に高さ調節ができるかどうかもチェック。
身長に合わないと、腕や肩が疲れやすくなります。
・ロック機能
国際線の飛行機を利用するなら「TSAロック」搭載モデルが便利。
鍵やダイヤル式など、自分が使いやすいタイプかどうかも確認しましょう。
・内装（収納スペース）
荷物を押さえるクロスベルトや仕切り、メッシュポケットなど、
中身の整理がしやすいかどうかで、パッキングのしやすさが大きく変わります。
■ 自分のライフスタイルに合った、スーツケースの選び方
・ビジネス出張が多い方
機内持ち込み可能なSサイズのハードスーツケースがおすすめ。
PCや書類を守るための仕切りやポケットがあるタイプを選ぶと安心です。
・年に数回、国内旅行に出かける方
3～4泊対応のMサイズが使い勝手抜群。
家族旅行も視野に入れるなら、少し大きめの容量を選んでおくと便利です。
・家族で長期旅行に行く方
80L以上の大容量Lサイズを1台用意しておくと、
家族の荷物をまとめて運べてラクに移動できます。
軽量モデルを選ぶと、持ち上げるときの負担も軽くなります。
■ スーツケースを買い替えるタイミング
こんな状態になってきたら、買い替えのサインです。
・キャスターが割れている、スムーズに転がらない
・ファスナーが引っかかる、閉まりにくい
・ボディに大きなへこみやひび割れがある
・ロックが壊れていて、施錠に不安がある
「まだ使えるかも…」と思っても、旅行中に壊れてしまうと大きなストレスに。
安心して旅を楽しむためにも、早めの買い替えがおすすめです。
■ 失敗しないスーツケース選びは“事前チェック”がカギ
・何泊くらいの旅行が多いか
・飛行機・電車・車、どの移動手段が多いか
・荷物は最低限か、多めに持つタイプか
・デザイン重視か、機能性重視か
この4つを意識して選ぶだけで、
あなたにぴったりのスーツケースがぐっと見つけやすくなります。
次の旅行や出張を、もっと快適で、もっと楽しみな時間にするために。
この機会に、あなたの旅スタイルに合ったスーツケースを見直してみませんか？